ガス代の計算方法
家計の中でガス料金が気になるという人もいらっしゃるのではないでしょうか。ノーリツ、リンナイ、パロマ、パーパスなど各メーカーにおいて節約につながる省エネ性に優れた給湯器も販売されていますが、節約のために基本のガス料金を抑えておきましょう。
ご家庭で使用されるガス
一般のご家庭でご活用いただけるガスには、大きく分けて都市ガスとプロパンガスの2種類があります。現在、日本国内で利用されている都市ガスは12・13Aという熱量のガス種が多いですが、他にも熱量や燃焼速度の異なるガス種もあります。また、都市ガスが安いという印象をお持ちの方が多いようですが、その理由となる両者の違いとしてガスの熱量や料金体系などが挙げられると思います。広く普及している13Aという種類の都市ガスの場合、熱量は約11,000kcal/hですが、プロパンガスは約24,000kcal/hになりますので、例えば同じ量のお湯を沸かすのにプロパンガスが1m3必要だった場合、都市ガスですと約2.18倍必要になります。また、都市ガスは公共料金なので、料金設定や計算方法が定められています。対してプロパンガスは自由料金制のため、料金設定やプランなどは各事業者に任せられている部分が大きいです。
基本の計算式
・基本の計算式
ガス料金=基本料金+従量料金(単位料金×ガス使用量)+消費税
基本料金はガスメーター1つあたりに発生するもので、ガスメーター費用、供給設備に関わる費用、検針集金費用、保安教育費、車両維持費などが含まれます。従量料金は原料費、配送費などが含まれます。
例:大阪ガス A~C料金(当月) ※2015年1月参考
A料金 0m3から20m3まで 基本料金 745.20円 単位料金 194.18円
B料金 20m3をこえ50m3まで 基本料金 1,337.40円 単位料金 162.57円
C料金 50m3をこえ100m3まで 基本料金 1,595.90円 単位料金 157.40円
都市ガスの場合は、一般的に使用量に応じて基本料金が変動する料金体系を取っていますが、プロパンガスの場合は、基本料金は固定で従量料金が使用量に応じて変動する料金体系をといっているところが多いようです。
エコ設備でお得に
ガス会社によっては、ノーリツやリンナイ、パロマ、パーパスのecoジョーズ給湯器と合わせて使えるお得なガス料金が設定されている場合もあります。どのような料金プランがあるかはガス会社によって異なるので、お住まいの地域のガス会社に問い合わせてみてはいかがでしょうか。もちろん湯ドクターも対象地域のガス料金プランについてご相談を承っていますので、ノーリツやリンナイ、パロマ、パーパスといった給湯器の選び方と合わせてぜひお問い合わせください。