ガスの種類について | ガス給湯器の交換が安い【湯ドクター】|最大82%オフ

ガスの種類について

給湯器買替時に注意したいガスの特徴

現在、家庭用の熱源として使われているガスは、大きく分けて都市ガス、LPガスの2種類があります。主に専用の容器で供給されているLPガスは、日本中どこでも同じ成分ですが、都市ガスはいくつかの種類に分かれています。ガスの種類の違った機器をお使いになることは出来ませんので、ご購入の際は、ガスの種類をお間違えないようお願い申し上げます。なお、工事が伴う商品のご購入の際は、弊社にて工事前の現地調査の際にガス種の確認をさせていただきます。

都市ガス

都市ガスは事業者により天然ガス、LPガス等原料がさまざまです。1970年代までは、石炭を原料にした石炭ガスが主流でしたが、現在は天然ガスがよく使われており、メタンを主成分とし、その他エタン、プロパン等で構成されています。天然ガスは分子中の炭素原子の割合が小さい為、燃焼時の二酸化炭素排出量が少なく、環境配慮型の化石燃料とされています。その他、窒素酸化物や硫黄酸化物も石油、石炭に比べ少ないのです。公共料金の一つとされており、全国で約200の事業者があります。その中で大手と言われているのが東京ガス（関東地方）、東邦ガス（東海地方）、大阪ガス（関西）、西部ガス（九州北部）の4社です。

現在、日本国内で使われている都市ガスは、下記の通り7グループ13種類に分けられています。

現在、日本国内で使われている都市ガスは、下記のPDFファイルをダウンロードするとご確認いただけます。
（7グループ13種類に分けられています。）

現在、「13A」又は「12A」が主な規格となっており、東京ガス、大阪ガス、その他多くの事業者で使用されています。ガス規格の意味は、数字の部分は熱量、英字の部分は燃焼速度を示しており、A→B→Cの順で速くなっていきます。LPガスにも共通するのですが、実はガスは無色・無臭で、ガス漏れ時にすぐに気が付くよう匂いをつけてあります。一般的に都市ガスは空気より軽く、LPガスは空気より重くなっています。

LPガス

LPガス（LPG）とは、Liquefied（液化） Petroleum（石油） Gas（ガス）の頭文字をとった液化石油ガスの略称で、プロパン（C3H8）とブタン（C4H10）を主成分とする炭素と水素の化合物です。LPガスは常温常圧では気体ですが、圧力を加えたり冷却することによって簡単に液体になります。LPガスは、液体にすると気体の時の体積の約250分の1になるという特徴がありますので、液体のまま家庭、商店、LPガス自動車、工場等に運び、気体にして利用します。 LPガスは、PM（粒子状物質）の排出がない等、環境負荷が相対的に小さく、天然ガスとともにクリーンなガス体エネルギーである（2003年10月7日付け閣議決定された「エネルギー基本計画」より）と位置付けられています。

詳細はこちらをごらんください。(LPガス読本 日本LPガス団体協議会)

LPガス

24,000kcal/m3

都市ガスとLPガスの比較

都市ガスとLPガスでは熱量が異なります。都市ガスとして国内で広く使われている13Aというガス種の熱量は約11,000kcal。それに対してLPガスは24,000kcal。従って都市ガスに対してLPガスは約2.2倍の熱量があります。そのため、例えば同じ量のお湯を沸かす場合、LPガスが1m³使用すると、都市ガスの場合は、約2.2m³必要になります。
ガスの成分は、一般的に都市ガスはメタン、LPガスはプロパンを主成分としています。また、各家庭に供給される形態が異なります。都市ガスは、各事業者のガス設備から導管を通って各家庭にガスが供給される集中方式の供給形態になりますが、LPガスの場合は、ガス容器を各家庭に設置して供給する分散方式の供給形態になります。（LPガスでも、導管を使ってガスを供給しているケースもあります。）LPガスは分散型供給ですので、災害時にはその箇所さえ復旧出来ればガスを利用出来ることから、災害に強いといったメリットがあります。

ガス価格につきまして、現在一般的にはLPガスと比較して都市ガスの方が安い場合が多いようです。都市ガスはガスを引き込む際 に都市ガスを引き込むための費用を消費者が負担しますが、LPガスはガス業者がガス設備費用を負担することが多く、その分がガス料金に上乗せされるため、都市ガスと比較して割高な料金体系になっている場合が多いようです。湯ドクターでは、都市ガス、LPガスそれぞれに対応している給湯器を取り扱っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

都市ガス主要事業者