湯ドクターでは、設置基準を遵守した
安全・安心・確実な工事を行うため
無料現地調査を
行わせていただきます。
ガス機器の工事には資格が必要ですが、有資格者による工事でも、知識・経験・技術がないと不適切な施工になってしまう恐れがあります。
不適切な工事の結果、設置基準に抵触し給排気不良や不完全燃焼等の不具合につながる設置になっている場合や、可燃物や窓等の開口部との適切な離隔距離が取れていないため危険な状態での設置になっているケースも見受けられます。また、設置基準上、認められていない部材を使用して、無理やり設置をしているようなケースも見受けられます。また、以前給湯器を設置した時点から法令改正などにより、設置のための条件が変わっている場合もあります。
弊社では原則的に事前に現地調査を行い、現場の状況に合った適切な工事を行わせていただきます。
また、弊社ではこれまで行ってきた数万件の工事事例の中から特殊な事例をマニュアル化し、万全の体制で工事を行います。
※弊社、湯ドクターで作成しました特殊事例集は、リンナイ社の業者向けに公開されているホームページの買替サポート資料集にも採用されております。
※写真等で現状が確認出来お急ぎの場合や、過去に施工実績のある集合住宅の場合は、現地調査を省略させていただく場合もあります。
不適切な工事(施工不良)事例
- 排気口からの離隔距離不良
通常タイプの給湯器は約200℃の排熱が出ます。そのため、排気口の近くに金属製のフェンスやお隣の外壁等があるとサビや腐食の原因になります。また、排気口の近くに植栽がある場合は、植栽を枯らしてしまう原因にもなります。また、エコジョーズ仕様の給湯器は排熱が約60℃程度になり排気が上昇しづらいため、特に注意が必要です。通常型の給湯器からエコジョーズに交換する場合は、周囲の状況を確認して排気方向を変更する部材を設置するなどの注意が必要です。
- エコジョーズのドレン配管未接続
エコジョーズ仕様の給湯器は、機器の構造上ドレン排水が出ます。設置基準ではドレン排水は雨水、汚水等の排水系統に接続されていることが定められています。ドレン排水は大気中の水蒸気が結露したもので、酸性の排水となります。機器内部の中和器で中性にして排水されますが、適切な排水系統に接続することが義務づけられています。なお、戸建住宅などで排水系統に接続出来ない場合は、浸透マスにて排水する場合もあります。
- 不適切部材の使用(じゃばら)
給湯器の排気筒を延長する場合は、使用出来る部材が指定されています。排気筒の延長は、ステンレス製(SUS304かそれと同等以上の材質)のものを使用することが定められていますが、他社の施工事例を拝見すると、使用が認められていないアルミ製のじゃばらを使用して施工されている事例も見受けられます。このような、設置は設置基準を満たしていなく、腐食による排気漏れから大きな事故につながる可能性があるので注意が必要です。
- 窓などの開口部との離隔距離不良
給湯器の排気口は可燃物との離隔距離と同様に窓などの開口部との必要な離隔距離も設置基準にて定められています。強制排気式の給湯器の場合、吹き出し方向60cm、上方30cm、その他15cmの開口部との離隔距離が必要です。
上記離隔距離がどうしても取れない場合は、給湯器の移設や窓を開けないための措置をとるか、専用の部材を設置する必要があります。 - 扉内ケースの不使用
マンション等の集合住宅に給湯器を設置する場合、階段の正面2m以内(避難階段の場合、半径2m以内)に設置する給湯器は扉内設置型の給湯器にすることが消防法で定められています。扉内設置型の給湯器は、専用の扉内ケースを使用して設置することが定められていますが、他社の施工事例を拝見すると、扉内ケースを使用しないで工事をしている事例も見受けられます。
- 機器選定間違い(PS内FF式給湯器)
FF式(強制給排気式)の給湯器をマンション等集合住宅のパイプシャフト内に設置する場合、扉内ケース内に設置されている給湯器では、PS扉内強制給排気型の機器(例:ノーリツ製品の場合、品番末尾が「-PFF」)を設置できますが、パイプシャフト内の壁に機器が設置されている場合や扉内ケースが無い場合は、屋内設置型の機器(例:ノーリツ製品の場合、品番末尾が「-SFF」)を設置しなければなりません。しかしながら、設置基準を知らない業者では、適切な機器の選定を間違えているケースも見受けられます。
- 給気面積不足
マンション等集合住宅で良く見かける丸い排気口の扉内設置型の給湯器。設置基準上、排気口の面積以上の給気面積を取る必要があります。給湯器の排気口の面積がφ100の場合、5×5×3.14=78.5㎠以上の給気口面積が必要になりますので、直径14.14㎝以上の開口部が必要になります。しかしながら、適切な開口面積を取らずに施工している業者もいるようです。このような場合適切な給気が出来ず燃焼不良の不具合が起きてしまう場合があります。
- アルコーブ設置の排気離隔距離不良
マンション等集合住宅においてアルコーブ排気型の機器を設置する場合、排気口の先から開放廊下側の壁の出隅面まで20㎝以下にすることが定められています。そのため、20㎝が確保出来ない場合は、特注の排気延長部材を使用して給湯器を設置しなければなりません。しかしながら、適切な排気距離を取らずに設置されているケースも見受けられます。
- 機器の選定不良(囲いの中)
以前は屋外に給湯器が設置されていたものの、後に給湯器の周囲に囲い等を設置している場合、屋外であっても設置基準上は屋内設置とみなされます。この場合、給湯器交換に際して既存機器と同様の屋外設置型の機器は設置が出来ない場合があります。周囲の状況によっては、設置基準上、屋内設置型のFF式の給湯器を設置しなければなりませんが、従前の給湯器と同様に屋外設置型の給湯器を誤って設置しているケースも見受けられます。
- 施工不良(扉内設置 排気口不良)
マンション等集合住宅で丸い排気口の給湯器を設置する場合、設置基準上、排気口の先端部分を扉より2㎝以上出さなければなりません。しかしながら、扉の面ぎりぎりまでしか出ていない場合や、ひどいケースですと、扉面より内側に排気口の先端が来ている場合も見受けられます。このような設置ですと、扉がさびてしまうだけではなく、給排気不良により不完全燃焼などの燃焼不良が起こってしまいます。
- 施工不良(オイルタンクとの離隔)
石油給湯機の設置基準では消防法の関係から、可燃物(オイルタンク等)と給湯機本体は2m以上離すことが義務付けられています。しかしながら、離隔距離が2m取れていない施工も散見されます。本来であればオイルタンクもしくは給湯機を移設しなければなりません。移設するスペースが無い場合は、防火壁を設置するなどして適切な離隔距離を取らなければなりません。
- 施工不良(機器の固定不良)
東日本大震災後、給湯設備の転倒等の防止を図るため、給湯機器の総質量等の区分に応じたアンカーボルト等の種類及び本数を規定した通達が国土交通省より出されました。しかしながら、転倒防止のための措置を取っていない施工現場も見受けることがあります。
湯ドクターでは、給湯器の設置基準を遵守し、機器周囲の状況に合わせた適切な部材の使用、機器の選定を行っています。 多くの業者様がそのようなことは無いかと思いますが、有資格者の工事であっても不適切な工事を行っている会社様も中にはあるようですので、価格や工事までのスピードだけではなく、適切なしっかりとした工事を行う会社を選びましょう。
湯ドクターは
ガス機器設置のスペシャリストです
湯ドクターは、ガス給湯器・風呂釜の取付、交換などの工事を全国対応しております。長期保証付きで、価格もお求めやすくなっております。湯ドクターは、創業昭和2年の実績を元に、お客様に安心と信頼でお応えします。
給湯器・風呂釜の交換には専門の資格が必要です。湯ドクターと湯ドクターの指定する工事店は、東京ガス、大阪ガス、東邦ガス、西部ガス、京葉ガスなど主要ガス事業者の簡易内管施工登録店です。
また、下記の資格を有しており、技術力と知識向上のため、定期的に勉強会を行っています。
東京ガス簡易内管施工登録店 1-2005-0034 / 武州ガス簡易内管施工登録店 100001 / 建設業許可 埼玉県知事(般2)55766 / 建築士事務所登録 埼玉県知事(5)9492 / 液化石油販売事業者 11A0793 / 保安機関認定番号 11A0069TA
液化石油ガス設備士、ガス機器設置スペシャリスト / 丙種ガス主任技術者 / 給水装置工事主任技術者 第二種電気工事士 / 丙種化学製造責任者 / 第二種販売主任者 / 簡易内管施工士 / ガス可とう管接続工事監督者 / 二級建築士 / キッチンスペシャリスト / 二級建築施工管理技士 / 福祉住環境コーディネーター / カラーコーディネーター / PE管配管監督者 / 石油機器技術管理士 他