給湯器を使用する場合の注意点
一日の疲れを癒してくれるバスタイムを快適なものにするのが給湯器の役目です。そんな給湯器を長く安全にご使用いただくためにも、ご使用の際の注意点をご説明いたします。
安全にバスタイムを楽しむのなら
・火傷をしないためにも入浴する前に設定温度をお確かめください。また、浴槽のお湯は場所によって高温になることがありますので、一度かき混ぜて温度を一定にしてください。
使用中や使用後には、排気口・排気筒トップが高温となっておりますので触らないようにお気をつけください。
・火災や一酸化炭素中毒を防ぐためにも、給湯器本体、排気口、排気筒トップの周りを物で囲まないようにしてください。紙・木材・スプレー缶・ガソリンなどの燃えやすいものはとくに危険ですのでご注意ください。
・寒い日に急に熱いお湯を心臓の辺りに当ててしまうのはよくありませんので、手や足などの先の方からゆっくりと温めるようにしてください。
・屋内式給湯器をお使いになる場合には、換気扇を同時に使用しないでください。室内が酸素不足となり不完全燃焼を引き起こして、一酸化炭素中毒の原因となります。
故障を防いで長く使い続けるのなら
・使用中に雷が発生した時には、早めにお風呂から上がり、運転を停止して電源プラグを抜いてください。電源プラグを抜く際には必ず水気を拭き取った手で触れてください。
・硫黄を含んだ入浴剤は、排気筒などの機具を腐食させたり機能を低下させてしまう恐れがありますので、できるだけ使用しないようにしてください。
・運転スイッチがOFFの場合には、結露により部品が故障してしまう場合もありますので、お湯側は使用しないでください。
・旅行などで長期間使用していなかった場合には、ガス栓と給水元栓を締めて水抜きを行ってから電源プラグを抜くようにしてください。
・石油給湯機の場合、高温多湿の場所での灯油の保管は避けましょう。灯油が変質したり、不快な臭いが発生する原因となります。また、変質した灯油をそのまま使用すると機器の故障に繋がる恐れもあります。