オートタイプとフルオートタイプについて
一般的に給湯器には、オートタイプとフルオートタイプの2種類からお選びいただくことが出来ます。
タイプの大きな違いは、主だった機能として自動でたし湯が出来るかどうか及び浴槽内のお湯の圧力を測れるかどうかにあります。
オートタイプのメリット
オートタイプは、自動湯はり機能、追い焚き機能を備えているタイプのことをいいます。自動湯はり機能とは、設定した温度・湯量の通り自動でお湯をはってくれる機能です。追い焚き機能とは、設定温度を下回ると自動で再び温度を高める機能です。
また、別でたし湯ボタンが用意されており、自分のタイミングでたし湯を行うことが可能です。つまり、お風呂に入る予定がなくても自動でお湯が追加されてしまうことがなく、経済的なところがメリットといえます。
フルオートタイプのメリット
フルオートタイプは、上記のオートタイプに自動たし湯機能が加わったタイプのことをいいます。自動たし湯機能とは、入浴により減ってしまったお湯を、設定水位まで自動で追加する機能です。
すべてを自動で行うフルオートタイプは、いつでも自由にお風呂に入れるというメリットがあります。たっぷりかけ湯をしてお湯を減らしても、次の人に迷惑がかかることもありません。家族の多い家庭におすすめです。
なお、フルオート・オートとも自動保温をする機能は同じなのですが、自動保温をするための方式が違います。フルオートタイプはお湯の水圧を感知して温度や水量を測るため、例えば誰かがお風呂から上がった場合にすぐさま温度や水量を感知して追い焚きや足し湯をする仕組みになっております。
一方、オートタイプの給湯器は一定時間(30分程度)ごとにポンプを利用して温度を測り、追い焚きをするという構造になっております。従って、例えば誰かがぬるいお湯につかった後、機械が温度測定をする前にお風呂に入るとぬるく感じる場合があります。
また、フルオートタイプには自動配管クリーン機能がついており、浴槽のお湯を排水したときに、自動で配管からお湯を出して配管内をきれいにします。
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