エコキュートのタンク容量、サイズ別の選び方は?
家族構成別や370Lと460Lの違いも説明!

Step.1家族構成、湯量からタンク容量を選ぶ

370Lと460Lの違いは?

370Lと460Lの違いは?

エコキュートはヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットで構成されています。ご家庭のご使用形態に合ったエコキュートを選ぶためには、適切な貯湯タンクユニットの選定が重要です。貯湯タンクユニットは主に370リットルタイプと460リットルタイプのものがあります。(300リットルや550~560リットルタイプもありますが、一般的には370リットルタイプと460リットルタイプのエコキュートが主流です。)
エコキュートを選定するにあたり、まず大事なのは作ったお湯を貯めておく貯湯ユニットのタンクの容量です。普段生活する上で必要な湯量を考慮して貯湯ユニットのタンク容量を決めます。タンク容量が必要な湯量より少ないと、お湯を使っている途中でお湯切れしてしまいます。また、必要以上にタンク容量が大きすぎると効率が悪くなります。そのため、エコキュートを選ぶ上で貯湯ユニットのタンク容量の選定は非常に重要になります。
湯ドクターでは、パナソニック、コロナ、三菱、ダイキン、日立、東芝製のエコキュートを取扱いしていますが、どのメーカーも370リットルタイプと460リットルタイプのエコキュートがあります。
また、エコキュートにはフルオートタイプ、オートタイプ(高温たし湯)、給湯専用タイプがラインナップされています。エコキュートの置き場所や使い方に合わせて最適なエコキュートを選びましょう!

エコキュートの出湯量や
使用可能な湯量の計算式とは?

エコキュートの出湯量について

貯湯タンクユニットの容量は、実際に使える湯量とは異なります。

例えば370リットルの貯湯タンクで、200リットル入る浴槽にお湯を貯めた場合、シャワーで毎分10リットルのお湯を使うとなると、(370リットル-200リットル)÷10リットル=17分間しかシャワーが使えない計算ににりますが、貯湯タンクユニットの容量は、タンク内に貯められる湯量になり、実際によく使う42℃前後のお湯を貯めているわけではなく、もっと高温のお湯を貯めていて、貯湯タンクユニットに入っている高温のお湯に水を足して適切な温度にして出湯しますので、実際は貯湯タンクユニットに入っているお湯以上にお湯を使うことができます。

エコキュートの出湯量計算式

例)タンク容量:370L、タンク内温度:80℃、給水温度:5℃、使用温度42℃の場合
42℃使用可能湯量の目安

例)タンク容量:460L、タンク内温度:80℃、給水温度:5℃、使用温度42℃の場合
42℃使用可能湯量の目安

一般的な貯湯タンクユニットの容量選定の目安

2〜4人家族
2〜4人
家 族
300Lタイプ
3〜5人家族
3〜5人
家 族
370Lタイプ
4〜8人家族
4〜8人
家 族
460L・550Lタイプ

ご家族の人数別 一般的なお湯の使用量

通常、42℃のお湯で普通のシャワーは毎分10リットル、勢いのあるシャワーは15リットル、台所6リットル、洗面所8リットル使用するといわれております。
仮に一人あたりシャワー約5分間、キッチン約5分間、洗面約3分間使用するとなると、1日に使う湯量は下記の通りになります。

人数キッチンシャワー洗面お風呂合計
2人60ℓ100ℓ50ℓ200ℓ410ℓ
3人90ℓ150ℓ75ℓ200ℓ515ℓ
4人120ℓ200ℓ100ℓ200ℓ620ℓ
6人180ℓ300ℓ150ℓ200ℓ830ℓ
8人240ℓ400ℓ200ℓ200ℓ1040ℓ

上記の一般的なお湯の使用量とエコキュートのタンクの容量を見てみますと、冬場で水温5℃程度の地域であれば、4人家族の場合370リットルタイプの容量のタンクでも足りる計算になります。しかしながら、通常以上にお湯を使ってしまった場合は、湯切れを起こしてしまうこともありますので注意が必要です。
また、寒冷地で水温がさらに低い地域の場合、作れるお湯の量も少なくなりますので地域の冬場の水温を考慮する必要もあります。

主な地域の冬場の最低水温は下記のようになると思います。
※下記の水温はあくまでも目安ですので、同じ地域でも条件によって水温は異なる場合があり、寒波の到来などがあった場合も変動します。

北海道地方 2℃、東北地方 5℃、関東地方 9℃、甲信越地方 4℃、東海地方 9℃、近畿地方 9℃、中国四国地方 8℃、九州地方 9℃、沖縄地方 17℃

Step.2機能から選ぶ

フルオート機能

お湯はりから、おいだき、保温、足し湯まで、すべておまかせ全自動。※機種によって機能が変わります。
    • スイッチをポン!!
      スイッチをポン!!
    • 自動湯はり
      自動湯はり

    ●ふろ設定温度で、設定湯量まで自動湯はり

  • 設定湯量でストップ
    設定湯量でストップ
  • 自動おいだき・自動保温
    自動おいだき・自動保温

    ●浴槽の湯温をチェックし湯温が下がると自動おいだき。

自動足し湯
自動足し湯
おいだき配管自動洗浄
おいだき配管自動洗浄

オート機能

お湯はりから、おいだき、保温までは自動。(高温差し湯)
※機種によって機能が変わります。
    • スイッチをポン!!
      スイッチをポン!!
    • 自動湯はり
      自動湯はり

    ●ふろ設定温度で、設定湯量まで自動湯はり

  • 設定湯量でストップ
    設定湯量でストップ
  • 自動おいだき・自動保温
    自動おいだき・自動保温
    ※高温を差し湯します。(湯量が増えます。)

Step.3設置場所から選ぶ

角型タイプ

角型タイプ

ラインナップも豊富でベーシックなタイプの角型タイプ。
角型タイプであれば、各メーカー様々な機能の商品が展開されています。
省スペースタイプ

省スペースタイプ

角型タイプは設置が難しい場所に設置するために開発された省スペースタイプ(薄型スリムタイプ)。角型タイプと比較して商品の選択肢が少なくなります。
コンパクトタイプ

コンパクトタイプ

貯湯タンクの容量を少なくして全体的に小さくしたコンパクトタイプ。マンションなどの集合住宅に設置されることが多いタイプです。

Step.4地域から選ぶ

設置地域にあわせたエコキュート

地域によって適切な貯湯タンクユニットの容量は変わってきます

給水温度は地域や季節によって変わってきますので、同じご家族の人数でも選定する貯湯タンクユニットの大きさは変わってきます。貯湯タンクユニットの大きさを選定するにあたり、下記の表を参考にしてください。

地域から選ぶ

※平成25年省エネルギー基準における地域区分

地域区分主な該当都道府県
1地域北海道
2地域北海道
3地域青森・岩手・秋田
4地域宮城・山形・福島・栃木・新潟・長野
5地域茨城・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・富山・石川・福井・山梨・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分
6地域
7地域宮崎・鹿児島
8地域沖縄
一般地向け
主に次世代省エネルギー基準3~8地域(2013年基準では4~8地域)及び最低気温が-10℃までの地域は、一般地向けエコキュートを選定します。
寒冷地向け
主に次世代省エネルギー基準1、2地域(2013年基準では1~3地域)及び最低気温が-25℃までの地域は、寒冷地向けエコキュート(寒冷地仕様)を選定します。
塩害地向け
お住まいが海に近く潮風の影響を受ける地域は、塩害地向けのエコキュート(耐塩害仕様もしくは耐重塩害仕様)を選定します。
井戸水等の場合
硬度の高い水道水や井戸水を使用する場合は、井戸水等にも対応したエコキュートを設置しないと、配管の腐食などにつながります。

まとめ

エコキュートはご家族の人数や使用形態によって、貯湯タンクの容量の選定が重要になってきます。また、各メーカーのエコキュートにおいて様々な快適機能がありますので、お気に入りのエコキュートを見つけましょう。
また、エコキュートは設置するスペースによって設置可能な機種が変わってきます。メンテナンススペースの確保や将来の買い替え時のことも考慮して、適切なサイズのエコキュートを選びましょう。 エコキュートの買い替えは湯ドクターにお気軽にご相談ください。
※一部地域によって、エコキュートの工事対応が出来ない地域があります。

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